「コロナストレス」あなたは大丈夫?1年後、後悔しないためのストレスチェック
新型コロナウィルス流行に伴う外出自粛や休業要請によって
うつ症状など精神面での不調を訴える人が増えています。
精神保健福祉センターには、
- 不安で心がおかしくなりそう
- 不安で眠れない
- うつ病になり、やる気が起きない
- 飲酒量が増えてきた
- 収入が減り、生活が不安
- 子供の休校で生活リズムが乱れ疲れる
- 外出自粛によりストレスがたまる
という相談が多く寄せられているそうです。
私たちにとって、
大きな生活の変化は「ストレス」の元になります。
「私は大丈夫」
という人でも知らず知らずのうちに
ストレスが溜めてしまっている可能性があるため
注意深く観察することが必要です。
例えば、
以前より「楽しめなくなった」ということありませんか?
「笑顔が減っている」ということはありませんか?
「好奇心」や「意欲」の低下を感じていませんか?
ストレスを可視化するために
ストレスチェック表などを使って自分の状況を
客観視してみると、
ストレスからうつ病を発症するリスクを
抑えることができます。
ここで、アメリカのワシントン大学のホームズ博士が
1968年に考案したストレスランキングとされる
社会的再適応評価尺度というものがあるので
ご紹介します。
これは、376人のアメリカ人を対象として、
個人が感じるストレッサー(ストレスの原因)を
結婚を50とした時に、
他のライブイベント(生活上の出来事)を0〜100までの
ストレス値で表したものです。
「結婚」「妊娠」などの喜ばしい出来事も、
環境や状況の変化に繋がりストレス度が高くなるということは
注目しなければならない点です。
チェックの結果、
値の合計が300点を超える人の80%が、
翌年以降に健康を崩し、200から300点のストレス負荷でも
5割の人が健康に何らかの問題が生じる
と報告されています。
現在は、
ストレスチェック制度として取り入れられていますから
ぜひチェックしてみてください。
日本では、ストレス科学や産業精神保健学を専門として
活動されていて、精神科医でもある夏目誠さんが
「勤労者ストレス評価法」を開発されています。
良いライフイベント、悪いライフイベントにかかわらず
生活の変化が激しいほど行動のパターンを変動させ、
ストレスをもたらし、健康に影響を及ぼすことが
わかっています。
自身の生活の変化や環境の変化や
周りにいる人の変化も注意深く観察してみましょう。
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