起業して手に入るもの。私が起業を選んだ理由。
あなたは、もうすでに起業していますか？ それとも、これから起業したいと思っている人ですか？ 私が起業した2011年には、 「オンラインで起業する」 という言葉は、ほとんど聞きませんでした。 集客に関してもブログが主流で、 SNSは存在していても、 周りでも活用しているお店は ごく一部でした。
働き方の変化
約10年の間に、 世の中は大きく変化しましたね。 働き方の自由度が上がり、 学歴、才能の有無にかかわらず 誰もが対等にビジネスできる世の中になりました。 それを可能にしたのは、 今は恐らく知らない人なんていない “SNS”です。 そして、 “オンライン”という環境です。 誰もがオンラインで好きなことを 仕事にできる環境ができました。 “自宅にいながら好きなときに好きな時間だけ 仕事して稼ぐ” という言葉を聞くと、 少し前まででは、 「ちょっと胡散臭い・・」 という印象だったと思います。 2020年からは、 一気に、 リモートワークや ワーケーション というような働き方も一般化したので、 “自宅や滞在場所で仕事できる” と言っても、誰も驚かなくなりました。 先日、 「超初心者さん向け集客セミナー」 「オンライン化セミナー」 という2つのテーマについて 60分のセミナーを開催しました。 ー参加者さんのお声（一部抜粋）ー
たくさんの情報を教えていただき、 まだまだ頭の中で整理されていませんが、 お客様の理解とお困りごと（悩み）を深堀し明確にしていくこと 知りたいと思う情報・価値提供をプレゼントして そこから導線を作っていくことが必要なのだなと思いました。 セールスとは売り込むことではなく、 相手のお困りごとやお悩みを解決するツールであり、 相手にとっても学びなのだと改めて感じました。 一つひとつの事柄に丁寧に答えていただき感謝です。 ありがとうございました。
2021年になり、 セミナーに参加される方の属性が変化しています。 ・まだオンラインで売れる商品を持っていない方 ・これから自分の経験をオンラインで提供していきたい という方 ・今まで体力任せに頑張ってきたけれど、 これから体力が続くか不安なので、オンライン化したいという方 加えて、 ・コロナ禍で 働き方のシフトの緊急性が上がった という方が多くいらっしゃるようになりました。 世の中の働き方の変化がみて取れます。 ただ、 いらっしゃる方々は、 困っているというよりも、 なんだかキラキラしています。 「私にもできそう！」 「こんな未来を作りたい！」 と、わりと前のめりな方ばかりなことに 驚いています。 世の中では、 起業＝お金を稼ぐ手段 と捉えている人は多いかもしれませんが、 私はそれだけとは思っていません。 起業は、お金以上に 素晴らしいギフトをくれます。 少し私の起業のきっかけをお伝えしますね。
私の起業のきっかけ
私は、大学を卒業してから、 3つの企業で働きました。 お勤めした経験から “企業に属して働く” という働き方が、 「どうもしっくりこない」 という理由で起業を決めました。 自分で創造できない環境で、 自分が生きていない感じがして、 窮屈さを感じていました。 9年前、思い切って起業した自分を 今では誇りに思っています。 とはいうものの、はじめの1年間は、 起業の「き」も知らずに始めたので、 とっても苦労しました。 はじめは、 「マーケティングってなんですか？」 という状態でスタートしたので、 安定的に稼ぐことができませんでした。 チョコレート1枚買うのにも 「どうしようかな？」と 迷っていた時期もありました。 常に頭の中には、 「稼ぐには？」という思考しかなく、 心も体もかなりお金に囚われていました。 それから、 「このままじゃまずい！」 と思い、 ビジネスもマーケティングも 必死で学びました。 家が一軒建ってしまうほどのお金と時間を 費やして学んできましたが、 それでも、 頭で学んだことを行動に移していくのは、 そう簡単ではありませんでした。 毎日が試行錯誤の連続でした。 当時は、 ・コンサルタントをつける ・コーチをつける など、 誰かにアドバイスをもらうという考え方も 頭になかったので、 ずいぶん独りよがりな経営をしていたと思います。 それでも私の中には、 「会社員に戻る」 という選択肢はありませんでした。 大変ながらもどこかでやりがいを感じていたからです。 父も母も自営業の経験がなく、 自営業の辛さを理解してくれる人は少なく、 生きていくのも嫌になるくらい しんどかったこともありましたが、 経営をしているうちに、 「どうしよう」 という思考停止型の思考では、 自分が壊れてしまうと感じたのか、 自然に 「こんなときはどうしたら？」 という思考を伸ばす思考が身についていきました。 その繰り返しの中で、 メンタルの強さと 自分が創造したことを 形にしたり、お金に変えるスキルが 身についていきました。 何より、人の気持ちが理解できるように なりました。 （かなり自己中心型の生き方をしていましたから・・） 今は、仕事に限らず、人生に起こる どんなことも 成長のチャンス！ と受け取ることができるようになり、 これこそがいちばんの財産だと思っています。 そして、 私を頼ってくれる方々との 一期一会。 生きていくために必要な力が 身についたので、 「何があっても、もう大丈夫！」 と自信を持って言えますし、 これから起業を考えている方たちに、 “起業はいいものだよ”と 伝えることができています。
起業することで手に入るもの
9年間の経営の中で、 起業とは、 “自己実現・他者貢献していくためのツールで、 お金を稼ぐのは主たるゴールではない” と学びました。 もちろん、継続していくためには、 利益を出し続けることが必要です。 でもそれは、 一番重要なことではありません。 起業は、私たちに、 生きている実感をくれる最高の環境です。 その他にも、こんなにたくさんのことを与えてくれますよ。 起業は
- 自分にあった生き方を手に入れるためのもの
- やりたいことをやるための手段
- 自分を目覚めさせる手段
- 自分を育てるための手段
- 得意・苦手が数字として目に見える形で出てくるもの
- 自分という人間の成績がわかるもの
- 魂の成長（自分に向き合う）に便利なシステム
- 自分の表現した言葉が人のためになるもの
- 自分の好きな人をお客様にできる
- 自分の意見に賛同する仲間を増やすことができる
- 自分の生き方をブランドにできる
- 生きてきたことを表現できる場所
- 起業の荒波が最高の自己成長の場所になる
- 成長に合わせてやりたいことを自由自在に変えることができる
- 自分で自分の看板を好きなタイミングで変えることができる
- 平日・休日の垣根は自分で作ることができる
- やりたいことができる
- 平日空いている時間にリラックスのために出かけることもできる
- 幸せになれる手段
私が20代で手放した「お勤め型」の働き方は、 その働き方が自分のタイプにあっている人には、 とっても良い働き方だと思いますが、 私のように合ってないと感じながら、働いている人は、 同時に失っているものもあります。
- 自分が頑張った分＝お給料ではない
- 物理的働く時間のみならず、心と体も拘束される（心の拘束時間）
すり減っているのが、体だけではないことは、 日本の自殺者が諸外国に比べて圧倒的に多いことでもわかります。 終身雇用制度が徐々に崩壊しはじめ、 必ず安定する保証はないものの、まだ企業よりも安定が担保される働き方です。 ですが、 いま少しでもお勤め型の働き方に違和感を感じている人であれば、 起業という働き方にチャレンジしてみて欲しいと思います。 今は、副業もできます。 すぐ会社を辞めてしまうのではなく、 まずは、二足の草鞋から進めてみてください。 「自分」をいかせる「起業」という働き方 オンラインで叶えることができる時代です。 小さな一歩からぜひ挑戦してみてください。
最後に
起業って面白い！ ビジネスって、素晴らしいものです。
起業家はアーティストである
と語る 2006年に「ノーベル平和賞」を受賞したムハマド・ユヌス博士の 提唱する「ソーシャルビジネス」 こちらもぜひ読んでみてください。 +..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+..+゜+.
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