【ペットブーム】新型コロナが後押し!ペット市場規模の変化
新型コロナの世界的大流行により、働き方・生き方に大きな変化が現れました。
私達人間は、ペットと過ごす時間を増やし、よりお金をかけるようになったのです。
実はペット市場は以前から拡大していたのですが、コロナをきっかけにペットへの需要がさらに高まりました。
この記事では、近年のペット市場規模の変化について紹介します。
コロナ禍でのペット需要
2020年4月、緊急事態宣言。
新型コロナウイルスの感染拡大によって、外出する機会が減りました。
一方で、ふれあいや癒しを求め、「ペットを飼い始めた」という人が増えました。
保護犬・保護猫の問い合わせが殺到し、ペットショップでは小動物(うさぎ・インコ)の販売数が伸びたようです。
慣れない生活へのストレスや一人で過ごす寂しさを紛らわすため、ペットを飼おうと考える気持ちはよく分かりますよね。
アジア市場の拡大
日本・中国・韓国・インドでは、コロナ前からペット飼育率が高まっていました。
2019年には中国上海市にてペット産業展「第22回Pet Fair Asia」が開催。
来場者数は27万人以上、そのうち業界関係者が約7万人、一般客が約20万人でした。
ペット業界がいかに注目されているかが分かりますね。
実際に、市場規模の拡大を裏付けるデータもあります。
- 中国:約3兆円(2,024億元)/前年比18.5%増加 (2019中国ペット産業白書)
- 日本:約1兆5,700億円/前年比1.7%増加(株式会社矢野経済研究所)
アジア市場のペット関連規模は引き続き拡大すると予想されています。
「ペットの家族化」に向けて
最近、「ペットは家族」と考える傾向が高まってきました。
犬・猫などのペットも、一つ屋根の下に暮らし、生活を共にする家族の一員。
飼い主は「トリミングで可愛くしてあげたい」「一緒に旅行したい」「健康的な食事をあげたい」と考えます。
ペットの誕生から最期までがビジネスチャンスとなったことで、参入する企業も増え、ライバルより抜きん出るのが難しくなります。
「ペットの家族化」というチャンスを掴むために、ペット事業経営者はコンサルタントに相談することをおすすめします。
まとめ
ペット市場規模の変化についてまとめました。
- コロナ自粛期間中にペットを飼い始める人が増えた
- 2019年の中国市場規模は約3兆円
- 「ペットの家族化」、ペットが快適・健康に過ごせるようにお金をかける
ペット業界には追い風となっている状態です。
だからこそ、「自社が生き延びるためにどうすればよいか?」を考える必要があります。
当社は「ペット事業マーケティングコンサルタント」が専門です。
ペットブームが盛り上がっている今、ぜひご相談ください。
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