【メンタルヘルス】自殺と日本社会の大きな課題。心の健康問題。
日本の自殺者数は、1998年に急増し、
それ以降2011年までに14年連続で30000人を超えていました。
2012年には、27,858人と30,000人を下回り、減少傾向にありますが、
それでも諸外国に比べると自殺者の多い日本の国。
働き方や国民性によるところがとても大きいと感じています。
自殺はよほどのことがない限り、ニュースになることは
ありません。
なぜ日本の社会は、
こんなにも自殺者を生んでしまうのでしょうか?
誰もが真剣に考えることなしに、
自殺者の数が大きく減ることはないと思っています。
大切な人を守るために
私たちは日々、何ができるでしょうか?
当たり前ですが、どんなに嘆いても、
死んでしまった人が生き返ることはありません。
そうなってしまう前に、
日頃から身近にいる者同士が
お互いをよく観察すること。
いつもと違うサインを見逃さないこと。
が、とっても大事です。
そして、自分で自分の観察もします。
自殺してしまう人は、
自殺直前に大半の人が精神健康面に
問題が有ると言われています。
「自分は大丈夫」と思っていても、
頑張る癖がある人は特に、知らないうちに
爆弾を抱えこんでしまいがちです。
「大丈夫」と思っている人が、
追い詰められた時には、もう「大丈夫」って
思う余裕がなくなってしまいます。
無理しないことは、
怠けることではありません。
無理しないことは、
正しいセルフケアです。
身体が資本といいますが、
心も資本です。
むしろ、心が原因の病の
方が多いくらいです。
肩こりが、肩の凝りをほぐした
だけではよくならず、すぐに戻ってしまうのが
わかりやすい例ですね。
心身ともに健康であるために、
私たちは心の状態を、毎日注意深く観察
している必要があります。
ここで一つ、私が
習慣として行っている
心のマネジメント法をお教えしたいと思います。
それは、
毎朝起きたときの感情の状態を
数値化する
というもの。
「今日自分の自分の気持ちレベルは?」
を数値化します。(0〜10で測る)
そして、
「どんな風に感じるのか?」
言葉にして記録します。
女性は、女性ホルモンの影響でも
大きく感情が変化しますから、
バイオリズムによる変化も考慮します。
内面の状態が視覚化されると、
自分自身を客観視することができるので
異変に気づきやすくなります。
昨今、職場のメンタルヘルスが重要視
されていますから、
従業員が働きやすい職場づくりへの取り組みが
積極的に行われていますが、
注意したいのが、
個人事業主やフリーランスの方。
一人でやることが多いため
心や体のバランスが多少崩れていても
頑張ってしまいがちです。
“全て自分で”やらず、
頼るスキルがとても大事です。
リスクマネジメントとして、
話を聞いてくれる人のリストや
頼れる専門家のリストを用意しておくと良いです。
命以上に大切なものなんてこの世にありません。
無理はしないでくださいね。
ノウハウだけでは、長く続くビジネスは作れない
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